「ガーデナー」での思い出

井谷さんがしていた仕事の紹介

私の前職は「ガーデナー」でした。名前からも分かるとおり、洋風庭園を設計・施工するという仕事です。もう少し詳しく言うと、お客さまのご依頼の場所(主に自宅の庭など)に出向いて、依頼に基づいて屋外の空間をイチから美しく作り上げるという仕事です。

その仕事で感じたこと

壁に感じたこと

前職よりもさらに前の職場で主に携わっていた和風の造園とは全く考え方が違うので、その考え方を修正するのにかなり苦労しました。自然の姿を重視する「引き算」の和風庭園に対して、洋風庭園はまるで油絵のように、自然を加工して庭というキャンバスに描きこんでいく「足し算」の感覚なんです。表現できる幅は格段に広いですが、正直、植栽する庭木や草花の種類を覚えることよりもはるかに難しかったです。

その壁を乗り越えた方法

一度完全にリセットして、洋風庭園ならではの設計手法などを、先輩ガーデナーから教えてもらいました。ベクトルが正反対の考え方なので、全くの別物として考えないとなかなか厳しかったですね。

嬉しかった思い出

以前担当したお客さまから写真を頂きまして、そこに「○年前に作って頂いたお庭、今も変わらず憩いの場として大活躍です。素敵なお庭を設えていただき、本当に感謝です」という感じの手紙が添えられていました。もう涙が出るほど嬉しかったですよ。

何故転職したのか。

もう少し大規模な造園をしてみたかったので。ということで、テーマパークなどの設計にも携わっている会社に転職しました。