「スイミングコーチ」での思い出

上田さんがしていた仕事の紹介

選手向けのスイミングコーチをしていました。泳げない生徒に教えるタイプではなく、もう十分に泳げる生徒に対して、より速く泳ぐためのコツであったり、大会で賞を獲る為の日々の特訓などを行う指導ですね。

その仕事で感じたこと

壁に感じたこと

どんなに素晴らしい生徒にも、必ず「停滞期」がきます。それとどう向き合っていくのか。向き合い方を指導し、その期間を、心が折れてしまわないように見守り……という部分に、常に不安を抱いていましたし、なかなか乗り越えられない壁を感じていましたね。

その壁を乗り越えた方法

とにかく生徒に向き合う。それしかないと感じました。生徒の心の変化をすぐに気付いてあげることができれば、どんな手でも打つことができますから。そんな対処法しかないというのが、私が導き出した答えでした。

楽しかった思い出

やはり、生徒の成長を感じられた瞬間、これが何とも嬉しいですね。タイムが上がる、賞をとる……それだけでなく、気持ちの停滞期を越えられた……そんな瞬間も、とても嬉しいものなのです。

何故転職したのか。

今は、スイミングコーチという職業ではなく、強化選手合宿の宿舎オーナーとして働いています。「たくさんの経験を積んだ上田さんにぜひ」と、そこまで言って頂けるなら……と転職を決心した次第です。生徒も、コーチも、両方を支えられるオーナーになりたいと感じています。